「ビーチヨガ」で心身健康に。
ありゃ? なにしてるちゅんの? ビーチヨガ。砂浜でするヨガのことよー。 日本ですっかり定着しているヨガ。最近、砂浜でヨガ ……
スタジオジブリ作品の、TVアニメ“未来少年コナン”、映画の“天空の城ラピュタ”や“時をかける少女”などに登場する、どこか懐かしいあの風景。
長崎県の壱岐島で取材です! とても素晴らしい景色がたくさんあります。美味しい魚と焼酎も。同じ長崎の島、福江島の生まれですが、壱岐は初めて。来られて良かったです。 pic.twitter.com/iIYSqV8dTP
— 山本二三(絵映舎) (@kaieisha_nizo_y) May 25, 2019
そんな作品の背景を手がけた、アニメーション美術監督の「山本二三(やまもと にぞう)」さんが、壱岐島の風景を描いてくれたんだって!!
というわけで今回は、絵の題材となった、壱岐島の風景を紹介するね!
山本二三さんが描いたのは、長崎県壱岐島の東南部に位置する、絶景ポイント「翼の丘(※呼び名、正式名所は不明です)」から「乙島(おとしま)」を眺めた風景だよ。この丘からの眺望は、水平線とビーチの大パノラマ。実はここ、朝日も夕日も見られるよ。
翼の丘と乙島は、「乙島の浜」で繋がれている。実はこの乙島の浜、時期や時間帯によって、出現したり無くなったりする、とっても不思議な砂浜なんだ。未だに、その理由やタイミングは解明されていない。
“奇跡の砂浜”とよばれている「大浜海水浴場」も、ここから一望できる。透明なブルーがキラキラしていて、水中の魚たちも丸見え。海の色は、時間帯によって刻々と変化していく。
長崎県壱岐島の東南部(石田地区)の海岸は、12を数える白い砂浜に囲まれた地域。その中心に、水平線とビーチを見渡せる丘「翼の丘」と呼ばれる景勝地がある。壱岐空港のそばにあって、飛行機の離着陸が間近で見られる。
※壱岐対馬国定公園
この丘の地盤は、火山噴火によって流れ出た玄武岩(げんぶがん)でできている。実は、雨水がこの玄武岩にろ過されて、壱岐島の水は清らかになっているんだ。このあたりの砂浜が白く輝いているのは、この地質のおかげでもあるんだよ。
この白くてかわいい灯台は「乙島灯台(おとしまとうだい)」。瀬渡し船で渡って、釣りを楽しむスポットになってるんだ。少し海にはばまれて、乙島灯台までは歩いては行くことは出来ないよ。
👇瀬渡し船についてはこちら。
島内の交通
というわけで、今回はここまで。みんなもお散歩してみて!
山本二三さんの絵「乙島の灯台」の実物は、しばらく「壱岐市立一支国博物館」に展示されているから、みんなも見に行くといいよ。
では、熱中症に気をつけて夏を満喫〜!じゃ、また次回ね!
【日時】
令和元年7月20日(土曜)〜9月16日(月曜※祝日)
[夏休み期間無休]
※会期中の休館日/9月2日、9日
【場所】
壱岐市立一支国博物館 1Fテーマ展示室ほか
【料金】
一般:前売400円、当日500円
小中学生:前売400円、当日500円
1953年、長崎県五島市出身。宮崎駿監督の初演出テレビシリーズ『未来少年コナン』で初美術監督を務め、以降、『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』『時をかける少女』等、美術監督として数々の名作に携わる。迫力ある雲の描き方はファンの間で「二三雲」と呼ばれている。
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山本二三展