「ビーチ」「砂浜」「海水浴場」の違い
壱岐砂浜図鑑では「ビーチ」「砂浜」「海水浴場」を区別しています。ビーチとは、いわゆる海岸全体のこと。そのなかで砂が堆積している海岸を砂浜と呼びます。そして砂浜の中でも公安委員会に登録されている9箇所を海水浴場と呼んでいます。
ビーチ > 砂浜 > 海水浴場
海水浴場
壱岐市の海水浴場は全て白い砂浜です。海水浴場としての開設期間は、7月中旬(海の日の3連休)から8月31日まで。「遊泳区域」がブイで示され、監視員の方が午前9時から夕方5時くらいまで配備されています。
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『遊泳区域』について
壱岐砂浜図鑑では、指定海水浴場の「遊泳区域」で海水浴を楽しむように推奨しています。
「遊泳区域」は、水質検査、漂着物やゴミの除去、水温調査などが行われ、また周辺の交通整備も合わせて考慮し、遊泳者がより安全に楽しめるよう期間や範囲が決められています。そこには、サーフィン、水上オートバイなどは入れませんし、モリなどの猟具の持ち込みは禁止されています。
身の安全もさることながら、他にも理由があります。壱岐の島の海岸は全て国定公園として指定されていて、もちろん誰の私有地には出来ませんし、独占的に使用することも出来ません。つまり、どんな人でも出入りできる場所です。しかし、周辺の土地は私有地になっている場合がありますので、行き帰りに知らずに横断してしまうこともありえます。また、漁船は横行しますし、多くの漁場が存在しています。また漁協組合の管轄であり、無断で漁をしてはいけないことになっています。
全て自己責任ですが、安全と余計な勘違いを起こさないためにも、指定されている海水浴場の「遊泳区域」で遊ぶようにしましょう。
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