05-04-2500 せっかくの海水浴、安全に楽しく過ごしたいですね。自然の海では危険なことがたくさんありますから十分注意が必要です。ここでは基本的な予備知識として、ビーチで遊ぶときの安全対策や注意事項について触れてみたいと思います。備え合えば憂いなし。ぜひ、一度チェックしてみて下さい。

安全対策

体調管理 海はプールとは違い、波や流れがあり、海水の温度にもムラがあるので、思った以上に体力を消耗します。体調が万全ではない時には、海に入らないようにしましょう。特に、アルコールを飲んだ時や、二日酔いのとき。過労や睡眠不足のときは大変危険です。たとえ体調が万全であっても、海に入る前には念入りにストレッチを行いましょう。体が冷えきって震えが生じたり唇が紫色になったときは速やめに遊泳を中止して体を温めましょう。また日射病、熱射病を防ぐために、日陰と水分を確保しておきましょう。日焼けも過度に焼くと、火傷のようになり治療が必要になる場合があります。日焼け止めを活用しましょう。
状況確認 体調が万全でも、海では何が起こるかわかりません。同行した友人や家族、ライフセーバーや海岸監視員の目が届く範囲内で行動するように心がけましょう。誰もいない場所での海水浴は避けるのが一番の対策となります。万一事故が発生したときにすぐに救助活動ができるよう、人目につかず一人で泳ぐなどの単独行動は控えましょう。 また特に、海水浴場の人混みではお子様から目を離さない事が重要です。ライフジャケットを着用させたり等、工夫を行ってください。
気象条件 波風が強いときは海にはいらないようにしましょう。見た目で大したことがないと感じても、想定外の潮の流れや高波が発生することがあります。また、天候が崩れて来た場合は早めに中止しましょう。海水浴場で、その日の海の状況により旗で遊泳可能(青)や遊泳注意(黄)、遊泳禁止(赤)の表示をしてある場合は必ず従って下さい。また、監視員の指示には必ず従いましょう。
危険な場所 遊泳区域のブイの外側では、マリンジェットなど船の横行や強い潮の流れがあるかもしれません。海水浴場では、接触事故を防ぐために、泳ぐ場所とサーフィンなどの区域は時間により区切られています。もちろん、遊泳禁止場所で絶対に泳がないようにしましょう。また、テトラポット付近では波や深み、強い潮の流れが発生することがあり要注意です。複雑に重なるテトラポットの間への転落や、波に煽られて体を打ち付けてしまう恐れもあるので、なるべく近づかないようにしましょう。大型船舶の横行で突如大きな波がやってくる場合も特に近づかないようにします。また、ビーチの両サイドは、殆どの場合岩場になっています。移動するときは足を滑らせたり転落しする恐れがあります。海中でも岩で足を傷つけないよう、足元を十分確認しながら移動しましょう。
潮の流れ 潮汐・海面水位は、事前に新聞やインターネット等で調べて把握しておきましょう。またそれ意外の原因でも、カレント(離岸流)など思わぬ潮の流れにさらわれてしまう危険性があります。強烈な離岸流が発生すると、腰より浅くても流されてしまうほど。流れが砂をえぐって深みをつくることもあります。離岸流に捕まってしまった場合は流れに逆らわず、流れの横方向へ逃げるようにしましょう。自分が流されていないか、こまめに周りを見渡して位置を確認しながら遊びましょう。
割れ物 ガラスの瓶などは、割れてしまった場合に大変危険です。炎天下では炭酸飲料などは破裂しやすくなります。また、ビーチにガラスの破片を落としてしまうと片付けることも困難になります。自分だけでなく、無防備な状態で海水浴を楽しんでいる人々にとって大変危険ですので、割れ物はなるべくビーチへ持ち込まないようにしましょう。
海の危険生物 毎年夏から秋にかけてクラゲが多く発生し、刺されてしまうことがあります。Tシャツやウェットスーツ、クラゲ予防ローションで予防することが出来ます。刺されると、電気のような刺激と、赤くなるか2〜3日間ミミズ腫れになります。猛毒のクラゲ(カツオノエボシ・ハブクラゲ)などに刺されてしまうと、全身麻痺や呼吸困難などの危険がありますので、医療機関の受診をおすすめします。他に、ハオコゼやゴンズイにも注意。刺された場合は患部を清潔な真水で洗い流し、痛みを堪えて毒を搾り出します。また、特にヒョウモンダコには強い毒性があり、刺されると麻痺や呼吸困難になる危険性があります。応急処置は、患部から心臓に近い方を縛って、出来るだけ早く傷口から血と毒を吸い出します。至急病院へ搬送して下さい。

マナー

路上駐車 ビーチ周辺は自然が多く、駐車場設備が充分でない場合もあります。つい道路交通法を無視しがちになりやすい環境かもしれません。細い道がほとんどですから、緊急車両が通行できなくなるなど、路上駐車は大変な迷惑になる恐れがあります。もちろん、駐車禁止区域などでの路上駐車はしてはいけません。
火気注意 焚き火やバーベキュー、花火など、火気を使用できる場所は限られています。事前の確認と許可をとるようにしましょう。特に、焚き火や花火は著しく砂浜を汚してしまう恐れがあります。特に打ち上げ花火は危険な上、残骸を回収できませんので控えましょう。
ゴミ ビーチにゴミを捨てて行く方は、ほとんどいないのではないでしょうか。実際には、遊ぶことに夢中になっていたり、お酒が入りうっかりして置き忘れられたものがほとんどのようです。特にペットボトルの置き忘れには注意しましょう。いちいちゴミ袋に入れることが、置き忘れを防ぐ方法の一つです。ビーチに忘れ物が無いようにしましょう。

マリンスポーツ、危険な道具など

マリンスポーツ 遊泳区域、あるいはその近くでマリンジェットやサーフィン、ウィンドサーフィンをするのは控えましょう。接触事故や、それで起きる波は、周辺で泳いでいる人には脅威です。事故が起こらなくても、生身で遊泳する方に恐怖感を与えてしまうことを自覚しましょう。マリンジェットやボートは、騒音も生じます。お互い安全に楽しむためには、マリンスポーツを楽しむ側が意識して、海水浴場から十分距離を置く配慮を心がけましょう。
危険な道具 ヤスやモリ、釣り針など、間違って人を傷つける恐れのある道具は持ち込まないようにしましょう。もちろん、海水浴場の遊泳区域での使用は禁止されています。

『遊泳区域』について

壱岐砂浜図鑑では、指定海水浴場の「遊泳区域」で海水浴を楽しむように推奨しています。

「遊泳区域」は、水質検査、漂着物やゴミの除去、水温調査などが行われ、また周辺の交通整備も合わせて考慮し、遊泳者がより安全に楽しめるよう期間や範囲が決められています。そこには、サーフィン、水上オートバイなどは入れませんし、モリなどの猟具の持ち込みは禁止されています。

壱岐の島の海岸は全て国定公園として指定されていて、もちろん誰の私有地には出来ませんし、独占的に使用することも出来ません。つまり、どんな人でも出入りできる場所です。しかし、周辺の土地は私有地になっている場合がありますので、行き帰りに知らずに横断してしまうこともありえます。また、漁船は横行しますし、多くの漁場が存在しています。また漁協組合の管轄であり、無断で漁をしてはいけないことになっています。

全て自己責任ですが、安全と余計な勘違いを起こさないためにも、指定されている海水浴場の「遊泳区域」で遊ぶことをおすすめします。

関連:マリンスポーツ
関連:壱岐の砂浜一覧
関連:壱岐の海水浴場一覧

お友達へ伝える

コメントをどうぞ

Loading Facebook Comments ...
壱岐砂浜図鑑

ボタンを押してね!

壱岐島、全30箇所のビーチと観光旅行ガイド。 詳しく