海水浴だけじゃ、もったいないかも!流行の「砂浜さんぽ」を体験!(※予告篇)
そろそろ夏だ!「砂浜さんぽコース」 こんちゃ!ゆまです。そろそろ夏ね〜!みんなは、夏の計画はもう決まったかな?ということ ……
こんちゃ!壱岐島といえば、キレイな砂浜がたくさんあることで有名だけど、古代の遺跡が多く残ってることでも有名ね。でね実は、ビーチにも遺跡があるらしいの。もしかして、古代人も海水浴してたのかしら?
というわけで今回は、壱岐島の砂浜にある「大久保遺跡」を調査するわよ!
たしか、この左側のほうにあるはずなんだけど。。。大浜海水浴場と、唐瀬浜の間に、「矢台崎(やだいざき)」という小さな岬があるわ。ここに古代遺跡があるらしいの。パッと見ただけでは、どこにあるかわからないけどー。
唐瀬浜(とうせはま)と大浜(おおはま)の間に突き出た岬、唐船矢台崎には、弥生時代後期から古墳時代のものと思われる石棺が出土した「大久保遺跡」がある。
1985年にここで、墳墓とみられる積石の石棺墓と弥生人骨が見つかった。石田町教育委員会が主体となり長崎大学医学部の協力で発掘・調査を開始。蓋石の上に円礫の積石をもつ箱式石棺1基が検出され、弥生土器、須恵器などが見つかったことで、「大久保遺跡」として史跡指定された。
(弥生時代[紀元前300〜250年頃]~古墳時代前期[250〜600年代の末頃]のものとみられている)
遺跡は、いちど発掘されて、ふたたび石垣で閉じられているわ。でも見て!周辺をよく調べてみたら、本物の土器を発見しちゃった。ざっくり、2000年くらい前の人々の暮らしの痕跡。
遺跡の横っちょには、「大久保貝塚(おおくぼかいづか)」がある。古代人が食べて残した大量の貝殻が、砂に埋もれてるわ。古代人がこの海で泳いでた証拠に違いないわね。きっとこのビーチは、ずーーっと昔からあって、古代人もここで遊んでた。どんな水着を着ていたのかしらね。なんだか不思議ねー。
というわけで、今回のレポートはこのへんで終わり。みんなも、砂浜で遊んでみてね。それじゃ、また次回をお楽しみに!
※壱岐市教育委員会の監修のもとで取材しています。土器などの持ち帰りはできません。もし見つけた場合は、壱岐市教育委員会または警察へ届けましょう。