その数230以上!お猿さんに囲まれる!?男岳山の「男岳神社石猿群(おんだけじんじゃ)」
入山が禁じられた森の中 長い間、立ち入ることがを禁じられていた霊山。実は、その山頂にはおびただしい数の猿の石像があるとい ……
満潮の海で、ただならぬ状況のお地蔵様たちを発見したよ。波をかぶって、前掛けも濡れちゃってる。このまま海中に沈んでしまうの? でもお地蔵様は、そこで微動だにしないんだ。というわけで、今回はこの「はらほげ地蔵」をレポートするよ!
長崎県壱岐市芦辺(あしべ)町には、満潮時に海水に浸かってしまう六地蔵が祀られている。“はらほげ”とは、地元の方言で お腹に穴が空いている という意味。お腹に特徴的な“くぼみ”があることから「はらほげ地蔵」と呼ばれている。海水に濡れないように、そこへお供え物を置くのだ。その特別な情景をひと目みようと、多くの観光客が訪れている。
地元の人の話によると、海水に浸かるのは半分くらいまでだって。よかったぁ!実は以前、湾の埋め立てのために丘へ移されたことがあるらしい。でも「海に帰りたい」とのお告げで、また海のなかへ戻されたんだって。赤い帽子と前掛けは、頭痛や腹痛を治してもらったお礼に作ったとのこと。なんだか鮮やかな赤が、かっこよく見えてきたよ。
ところで、「はらほげ地蔵」のお腹に、どんな穴が空いているのか気になるね。…でも前掛けをめくるのは、なんだかもうしわけないね…。今回は、お供え物を持っていないからやめておくよ。みんながここへ来た時には、どんなふうになってるか確かめてみてね。
というわけで、静かに手を合わせて深呼吸…。今回のレポートは、このへんで終わりにするよ。向こうには、調査中の砂浜が見えていたよ。こんなに開放的なお地蔵様にお参りできたら、それだけでいい気分だね。他にもパワースポットがたくさんあるみたいだから、みんなも巡ってみるといいよ。では、最後まで観てくれてありがとう。またね!
あっそうそう。みんなも壱岐市で面白いことを見つけたら、ツイッターで コバルトくんに教えてね!
参考: 気象庁 潮汐表