【祝2周年】3.13壱岐文化ホール「B’zライブ歓迎委員会」壱岐ベイベーの日(B’zライブ歓迎のぼり編)
B’z LIVE-GYM 3.13壱岐文化ホールから2年を祝して! 2015年3月13日「壱岐文化ホール」で ……
2015年3月13日、長崎県壱岐市文化ホールで開催された「B’z LIVE-GYM EPIC NIGHT」。みんなが壱岐に来てくれたあの日から、今日でちょうど一年が経った!壱岐文化ホールでは既に、“B’z来島記念モニュメント”が設置されているよ。
この1年、何より、B’zファンクラブ会報誌「B’z PARTY」に載せてもらえたことや、TVの“Mステ クリスマスSP”で、稲葉さんが2015年で1番印象に残ったこととして話してくれたこと、発売されたライブDVDに壱岐の風景も登場したり。
壱岐島にとっては、驚きいっぱい幸せいっぱいなことばかりだったんだよ。
というわけで今回は、B’zの二人、ライブスタッフのみなさん、ファンのみなさんへARIGATOの気持ちを込めて、壱岐島全島民でおもてなし大作戦「B’zライブ歓迎委員会(壱岐ベイベー)」の、当時の裏側の様子を“少し”みんなへお伝えしたいとおもうよ!
B’zライブが壱岐文化ホールで開催されることが公になったとき、壱岐島民や出身者のみんなはすっごく驚いた。それでもしばらく、それがどういう意味なのか、あまりピンときてはいなかったんだ。だんだんいたるところから、“何かすべきだ”っていう声が聞こえてきた。
B’zのライブが壱岐市で開催される機運に合わせ、壱岐島民有志で結成された委員会。垣根を超えて集結した島民たちは“全島民でおもてなし大作戦”と題し、B’zの二人、ライブスタッフやファンのみなさまへ向け、出来うる限りの“おもてなし”を決行した。その様子は民放各局、新聞メディアで取り上げられるなど、全国的な反響を呼んだ。
開催まであと3ヶ月になる頃。ついに、あらゆる垣根を飛び越えた口コミによって、会議が行われるようになった。連日多くの島民たちが入れ替わり立ち代わりに参加して、たくさんのアイデアが挙げられ、熱い議論が交わされていったんだ。「全島民で歓迎しよう!」
あらゆる団体・組織をまたいだこんな取組みは、この島では前代未聞。それでも、みんなの意思は、純粋に自分たちが出来る精一杯の“おもてなし”に集中しよう!ということだったんだ。B’zの二人や、来島するファンのみなさんへ向け、どんなことをしたら喜んでもらえるか考え、自分たちなりに出来うる限りのことをしようってね。壱岐ベイベーはみんな、自己満足で終わることがいちばん嫌だったんだ。そう。「壱岐ベイベー」っていう通称にしたことも、ファンのみんなが喜んでくれるって思ったからだよ。これこそが誇りなんだね。
各港でB’zの曲に合わせて踊って、ファンのみんなを出迎えよう。島内のダンサーたちが集まって、曲を選んで振り付けを考えて‥。大人も子供も、みんなで毎日練習したんだ。
B’zファンのみんなに、思い出をかたちに残してもらえないだろうか。そこで、サインボードをつくって、来場者のみんなに好きなことを書き残してもらうことにしたんだ。みんなで海へいって、材料の流木を集めては選び組み直してはやり直し‥。自然のものだから、納得がいくまで根気のいる作業が始まったんだ。
B’zの曲を太鼓演奏して、船で到着するファンのみんなを出迎えたい。でも、伝統ある壱岐の太鼓の型は、ロックを奏でたことは無かったんだ。本当に出来るんだろうか?子どもたちは、初めての挑戦に戸惑いながらも、諦めずに練習を重ねて、B’zのリズムを体へなじませていったんだ。
壱岐へ来島するファンのみんなは、船や飛行機で到着する。大きな文字で歓迎の気持ちを伝えるために、4ヶ所分の横断幕をつくる。壱岐ベイベーは、B’zの商標や画像などの著作権を侵害しちゃいけないって決めてたから、全部許可を得ながら作業を進めたんだ。
来島するファンのみんなは、壱岐が初めての人ばかりだから、きっと迷ってしまうにちがいない。だから出来る限り不安にさせないようにしたいと、来島したみんなへ専用のパンフレットをつくって配ることにした。そのために、ひとつひとつお店を回ってお願いしたんだ。そして、ライブが終わるのは夜10時。暗いだろうからと、町中案内人として約30人がユニフォームを着て、会場の出口や町中の各ポイントで待機する。
町のそこら中に、B’z歓迎の短冊を貼って、街全体で気持ちを表現することにしたんだよ。みんなは、何枚見つけたかな?普段は夜閉店している飲食店も、この日だけは深夜までお店を開けてファンのみんなを待つことにしたんだ。BGMをB’zにしたり、B’zカラオケナイトを企画したり。思いおもいの工夫を凝らして、その時へ備える。
オリジナルの“のぼり旗”を島中に立てて、全島民でこのお祭りを歓迎し楽しむことにしたよ。どんな旗だったら、みんなが喜んでくれるんだろう?ところで実は、盗難もありうるかもって心配したけど、100枚以上の旗が1枚も無くなったりしなかったんだって。さすが、B’zだね!
せっかく遠いところから来てくれるから、ここでしか味わえない、特別なものを味わって欲しいよね。グッズ販売に並んだりしてると、きっと喉も渇くはずだって考えて、会場の側に飲み物や炭焼きのテントを立てることにしたよ。思いおもいの食材を持ち寄ってみよう。
歓迎動画をつくって、インターネットで公開するために、島民有志のみんなに写真を募集して、その歓迎の思いを繋げたんだ。博多ベイサイドプレイスでも、このウェルカム動画をTVモニターで繰り返しを流してくれた。B’zの歓迎というと、みんなが協力してくれるんだ。
“全島民でおもてなし大作戦”。ケーブルテレビやラジオ、島内放送で呼びかけて、気がつけば壱岐ベイベーメンバーは140人を超えていた。全島民、思いおもいの作戦で、いよいよファンのみんなを迎えるよ。
というわけで、今回のレポートはこの辺でおわり。今日はあの日からちょうど1年。みんなの記念日「壱岐ベイベーの日」だね。あの時から、壱岐とB’zブラザーは深く繋がっている気がするんだ。これからも壱岐ベイベーは、その絆を固く握りしめていくに違いないよ。心からARIGATOってね。そして今日はみんなで叫ぶんだ。壱岐ベイベーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
この時のこと、とてもじゃないけど全部は収まりきれないね。それでは、また次回ね!(後編へ続く)