前後から波打ち寄せる「乙島の浜」の時間とともに【Milky way – Twilight – Sunrise – Marine blue】
ある惑星で 幅50mくらいの小さな砂浜。「乙島の浜(おとしまのはま)」は、前方も後方も波が押し寄せる面白いビーチだ。もし ……
白浜青松の群生が縁取る、幅約600mくらいの砂浜。「筒城浜海水浴場(つつきはま)」は、“日本の快水浴場100選”に選ばれたビーチ。季節によっては、水平線から登る朝日が見られる。今回は、そんな「筒城浜」の様子を、時間を追ってレポートする。
月灯りと、街頭の明かりが、水面を渡ってこちらまで届いている。月は限りなく正確に登っていくが、穏やかな波の音は不規則に深く、浅く、永遠にリズムを刻むことはないのだ。
星が徐々に消えてゆく。砂浜には、大勢で走った足跡が残っていた。スポーツチームのトレーニングか何かだろう。写真右上に、かろうじて月が見えている。
月を追うように、太陽が登ってきた。海面はキラキラと輝き、砂浜は赤く照らされる。しかしそんな朝焼けの時間は、2~30分もすれば過ぎてしまう。
一度潮が満ちて引いてしまえば、ビーチは形を変え、足跡も消えてリセットされる。今度は代わりに、流れ着いた海藻が帯状に模様を描いていた。夏には、いくつかの海の家が営業を始めるだろう。
毎朝犬の散歩をする島の住人もいれば、ここへ来て最高のバカンスを過ごす旅行客もいる。リゾートは、あくまでも主観的日常から逃れた場所にあるのかもしれない。島へ渡り、異空間へスイッチしよう。
壱岐島へのアクセス方法
島内の交通手段
釣具店、お土産、日用品など
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