お猿さん

お猿さん

入山が禁じられた森の中

長い間、立ち入ることがを禁じられていた霊山。実は、その山頂にはおびただしい数の猿の石像があるという。だがその無数の石猿、…何故か数えるたびその数が合わないというのだ。

というわけで今回は、壱岐島で2番目に高いお山「男岳山(おんだけさん)」に登って、その“男岳神社石猿群”をレポートしたいと思う!

稲荷神社

途中にある稲荷神社

登りながら気持ちも高まる

男岳山には、中腹に“稲荷神社”、頂上付近には“男岳神社”がある。山全体が御神体だから、お参りは山のふもとでしていたんだって。でも今は登山道が開放されていて、頂上まで登って自由にお参りできる。うっそうと木が茂る森の中、幾つかの鳥居をくぐっていくうちに、自然に身も心も引き締まる気分だよ‥

鳥居

鳥居

男岳神社に到着!

!? お山の頂上とは思えないほど立派な神社だよ。両サイドで石猿が手を合わせている。実はもう、ここへ来るまでに10体の石猿と出会ったよ。でも…うーむ数百体はあるってきいたけどな。どこにあるんだろう?

牛と猿

牛と猿

男岳神社の正面

男岳神社の正面

男岳神社/男嶽神社(おんだけじんじゃ)

長崎県壱岐市の北北東方面にある、壱岐島で2番目に高い山“男岳山”。その山頂近くに「男岳神社/男嶽神社(おんだけじんじゃ)」がある。御祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)。航海安全、旅行安全、交通安全、良縁成就、夫婦和合に御利益があるといわれている。ちなみに隣には“女岳山(めんだけさん)”があり、対となる女岳神社(めんだけじんじゃ)が存在する。

男岳山と参道

“男岳山(おんだけさん)”は山全体が御神体であり、明治時代までは入山が許されない霊山であった。ふもとに参拝する場所があり、現在でも枯れ枝一本持ち帰るのもご法度とされている。標高156メートルの山で、近海は極めて豊かな漁場として知られていた。現在は、坂道と400段の穏やかな階段からなる参道が開放されていて、また別のルートでは車両でも境内まで参拝することができる。

男岳神社/男嶽神社(おんだけじんじゃ)

男岳神社/男嶽神社(おんだけじんじゃ)

石猿群

うっそうと茂る社叢(しゃそう)で本殿周辺は薄暗い。拝殿横の石段を含め、社を一周するように、230体を超す「石猿」が並んでいる。もとは、牛の平安や繁殖を祈願して石牛が奉納されていたというが、御祭神の猿田彦命にちなんでか、願掛けが成就(じょうじゅ)したら石猿も奉納するようになった。

御神体

拝殿横に祀られた御神体(大きな玄武岩)の周りでは、コンパスが正常に動かなくなる現象が起こる。全国的に知られているパワースポットだ。男岳山には他にも、火山活動によるこのような巨石が多数存在する。

男嶽神社(長崎県壱岐市箱崎本村触)
男岳神社石猿群〒811-5466 長崎県壱岐市芦辺町箱崎諸

男岳神社

男岳神社

みざるいわざる

見猿言わ猿聞か猿

わーい!お猿さん発見!

“見ざる言わざる聞かざる”さんだ!男岳神社の脇から奥へ行くと、石猿さんたちがわんさか見えてきたよ。

多くの猿

多くの猿

ついに無数のお猿さんが

古そうなものや、すべすべの新しそうなお猿さんもある。大きさも様々で、ひとつひとつ顔やポーズが違っているよ。なんだか愛嬌があるね。

多くの牛

多くの牛

いろんな牛さんもいるみたい

石牛もたくさんあるね。牛さんの健康と豊穣の願いが込められているんだって。きっと、壱岐の特産「壱岐牛」に違いないね。

古い猿

古い猿

尊い歴史に心を委ねる

苔むした石の佇まいは美しくて、ひとつひとつがまるで時と自然がつくりだした芸術作品のよう。深い森のなかで、しっとりとした特別な時間が流れている。

五穀豊穣

五穀豊穣

にっこり!

お猿さんたちは、なんだか微笑んで見えるよ。それぞれ何か、嬉しい事があったみたい。担いでいるのは、何だろうね?

奉納された牛

奉納された牛

モォ〜〜ゥ!(それより、ちゃんと数えたのかい?)

おっと!数がわからなくなった!もう一回数え直しだ‥。えっと、あそこらへんで10体あったから…えーっと…

鳥居と展望台

鳥居と展望台

突然ですがっ、車で来れることが判明…

男岳山は、壱岐市で二番目に高い山。男岳神社の側には展望台が設置されてる。表側は眺望がよく開放的なんだね。壱岐島を一望でき、男女岳ダムを挟み女岳山も見えている。実は登ったあとで、車でここまで来れる道路が舗装されていることに気づいたんだ。

男岳山展望台からの景色を360°パノラマビューで見る

ひょうきんな猿

ひょうきんな猿

うっきー!?(ボクも数えてくれた!?)

もちろん数えたよ!でも結局、多すぎて数えきれなかった!山じゅうの石猿が集まって、一列に並んでくれないかな!?というのは冗談として、これだけたくさんの石猿や石牛が奉納されているってことは、たくさんの願いと成就があったってことだよね。きっと、次に来た時には数が増えちゃってるんだろうね!

本殿と猿

本殿と猿

なんだか、パワーエネルギーが溜まってきた気がするよ!今回登った登山道は緩やかな上りの坂や階段で、登山道入り口には鳥居があって駐車場やトイレもある。社殿まで約250m程度だから、トレッキングにもぴったりなんだって。身も心もリフレッシュできるってわけだね。この神社は昔から地元壱岐島の人々にとても大切にされていて、観光スポットにもなっている。なんだか、その理由も解る気がしたんだ。

こまいぬ

こまいぬ

がお~!!(心して参れよ!)

というわけで、今回のレポートはこのへんで終わり。今回はじめて参拝したけれど、何度も通いたくなるね!見晴らしも良いから“初詣”にも来たい!みんなも壱岐の「男岳神社石猿群」へ足を運んでみるといいよ!きっと、楽しい思い出が出来るはず。

「壱岐の月読神社」については、またレポートするからお楽しみに!壱岐島には他にも、神秘の参道「小島神社」や、お地蔵様が海の中へ沈む「はらほげ地蔵」があるから、チェックしてみるといいよ!では、最後までみてくれてありがとう!またねっ!

※そうそう、ちなみに壱岐島に“猿”は生息していません。

地図・アクセス

地図の中心へ

この記事のレポーター

くんちゃん

くんちゃん

長崎-大阪-東京など移り住んだ転校生は宇宙人。学校では生物係として、地球内生命体を調査中。

お友達へ伝える